ただし中性脂肪が400mg/dL以上の時には、この式はあてはまりません。
LDLコレステロールは悪玉、HDLコレステロールは善玉と言われていますが、そもそもコレステロールは体を構成する細胞を包む細胞膜や各種ホルモン等の原料であり、体を維持するために必要なものです。
LDLコレステロールの値が高いと、心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管障害を発症する確率が高くなることが統計的に明らかになっています。
昨今、食事の欧米化にともなって、全般的に血液中のコレステロール値が高くなる傾向にあります。血液中のLDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が多くなりすぎている状態、またはHDLコレステロールが少ない状態が続くことを脂質異常症(もしくは高脂血症)と言い、多くの合併症を引き起こす原因となります。
かつて脂質異常症の診断は、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)の値で行なってきましたが、総コレステロール値は、HDLコレステロール値を含んでいるため、総コレステロール値だけでは脂質異常症の危険性を判断できないとされ、診断基準から外れました。現在はLDLコレステロール・中性脂肪の値が基準値を上回る場合と、HDLコレステロールが基準値を下回る場合に治療の対象となります。
LDLコレステロール | 140mg/dL(以上) |
---|---|
HDLコレステロール | 40mg/dL(未満) |
トリグリセライド(中性脂肪) | 150mg/dL(以上) |
あなたの健康診断結果のコレステロール値を入力し、計算ボタンを押すとLDL-C値が計算できます。
総コレステロール値 | mg / dL |
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HDLコレステロール値 | mg / dL |
中性脂肪 | mg / dL |
※半角数字で入力してださい。
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